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「所得格差大きすぎる」が約70% 20年前より増 NHK世論調査 [時事 / ニュース]

定期的に出てくるこの手の話題。。。

格差を計算する際によく使われるのがジニ係数と言われているものです。
このジニ係数が大きくなれば格差社会となり、小さくなれば格差があまりない社会となります。

このジニ係数を見ると、20年前より大きくなっています。
つまり、この数字を見るだけで、「格差が広がった、安倍政権のせいだ〜!」と言い出す人が出てきます。
本当にそうでしょうか?

まず、年代別にジニ係数を見るとこうなっています。

Q14 日本では格差の問題はどのようになっていますか|選択する未来 - 内閣府
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/future/sentaku/s3_2_14.html

高齢者と若者の間で格差は広がっているが、40歳〜70歳くらいは格差は広がっていないとなっています。
さらに、
社会保障制度などを通じた再分配後のジニ係数はほぼ横ばいとなっており、社会保障制度などが再分配機能を発揮していることがわかる。

と書かれています。

つまり、格差が広がっているように感じるのは、気のせいですね。
元zozoの前澤さんとか孫さんみていると、格差を感じてしまうのかもしれません。
それなりに給料もらっている人(世間で言われる高所得者たち)も、実際はものすっごい税金払っているし、子ども手当とかの補助が削減されているので、実際はそれほど裕福じゃないと感じる人も多いとおもいます。

直接的な金額だけでなく、こういったもろもろの制度が有効に機能しているってことだと思います。
テレビ的には、あまりこういうニュースは面白くなく、格差社会が広がっている!って煽った方が視聴率取れるからなのか、こういう報道が多いです。

ただ、気になるのが、若者のジニ係数も広がっているところ。
正社員になれずに、パートとか派遣として働いている人が増えています。
正社員 = 勝ち組でななく、ちょっとした物の見方、仕事に対する考え方を変えるだけで、自分で起業したり、経営者になったりできるものなんですが、日本では、まだまだ厳しいんでしょうか。

会社としても正社員となると、社会保険料が高かったり、個人に支払っている以上のお金がかかってしまいます。
そうなると、パートとか派遣という流れになってしまいがち。

ということで、まとめると
・「所得格差大きすぎる」が約70% 20年前より増
 → たぶん気のせい
・格差を感じたら、努力をして偉くなる、または起業する

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