マシュマロ実験と新型コロナ死者の関係 [データサイエンス、統計モデル]
マシュマロ実験と新型コロナ死者の関係
マシュマロ実験
https://skellington.blog.ss-blog.jp/2020-04-09
↑
こちらの続き。
マシュマロテストを共分散分析の枠組みで考えて見ます。
結果 y ← 要因 x(x = 0, 1)
y と x の共変量として、家庭の環境(親の年収)v
とすると
y = β0 + β1 * x + β2 * v + ε, ε~N(0, σ2)
という統計モデルになっています。
このように共分散分析(重回帰モデル)を作ると、vという共変量を統制した(vが同じとした)時の要因xの効果を分析することができます。
マシュマロ実験の例では、家庭の環境という要因を統制した(共変量v)時に、マシュマロを食べるかどうか(要因x)が将来社会的な成功度合(y)にどのような影響があるかを分析できます。
最近、コロナウィルスの報道を見ていると、
・新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか
・新型コロナ死者、なぜ男性が多いのか
という記事をよく見ます。
遺伝的に黒人とか、男性がコロナウィルスになると重篤化し、死亡率が高いのか?
おそらく、答えは、NO。
背後にある共変量として、
・新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか
→貧困率が高い
・新型コロナ死者、なぜ男性が多いのか
→タバコを吸っている人が男性に多い
が考えられます。
ロサンゼルスの街を見て見ると、白人は車を使って移動し、黒人はバスや電車といった公共機関を使って移動する人が多かったです。
また、マクドナルドなどの人と接する機会が多いところで働いている人も黒人の率が高いです。
マシュマロ実験
https://skellington.blog.ss-blog.jp/2020-04-09
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こちらの続き。
マシュマロテストを共分散分析の枠組みで考えて見ます。
結果 y ← 要因 x(x = 0, 1)
y と x の共変量として、家庭の環境(親の年収)v
とすると
y = β0 + β1 * x + β2 * v + ε, ε~N(0, σ2)
という統計モデルになっています。
このように共分散分析(重回帰モデル)を作ると、vという共変量を統制した(vが同じとした)時の要因xの効果を分析することができます。
マシュマロ実験の例では、家庭の環境という要因を統制した(共変量v)時に、マシュマロを食べるかどうか(要因x)が将来社会的な成功度合(y)にどのような影響があるかを分析できます。
最近、コロナウィルスの報道を見ていると、
・新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか
・新型コロナ死者、なぜ男性が多いのか
という記事をよく見ます。
遺伝的に黒人とか、男性がコロナウィルスになると重篤化し、死亡率が高いのか?
おそらく、答えは、NO。
背後にある共変量として、
・新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか
→貧困率が高い
・新型コロナ死者、なぜ男性が多いのか
→タバコを吸っている人が男性に多い
が考えられます。
ロサンゼルスの街を見て見ると、白人は車を使って移動し、黒人はバスや電車といった公共機関を使って移動する人が多かったです。
また、マクドナルドなどの人と接する機会が多いところで働いている人も黒人の率が高いです。