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【新型コロナウィルス】ニューヨーク州の14%に抗体確認 [時事 / ニュース]

NY州の14%に抗体確認
米ニューヨーク州のクオモ知事は23日の会見で、州内で無作為に選んだ3000人に新型コロナウイルスの抗体検査を行った結果、14%近くの人が抗体を持っていることがわかったと発表した。


4/18 カリフォルニア・サンタクララ郡 (人口189万人)での抗体検査の結果
カリフォルニア州サンタクララ郡 で、Facebookなどを通じて募った3,330人を実施した。50人 (1.5%)が陽性で、郡全体の人口分布で調整した推計の陽性率は2.81% (36人に1人)、推計陽性者数は4.8万人から8.1万人となった。


その他にもオーストラリアやドイツなど、世界各国で抗体検査がが進められています。

背景として
・ロックダウンをしたけど、感染者数は思ったほど減って来ない
・経済が死にまくっている
となっています。

経済活動を復活させたいが、どれくらい抗体ができているか不明。
そこそこ抗体を持った人が増えているなら、ロックダウンを解除して経済を復活させたい、という思いがあるようです。

この無作為抽出(ランダムサンプリング)の結果、面白いことがわかってきました。
思ったより多くの人が感染していて、すでに抗体を持っているということです。

致死率 = 死亡した人 / 感染した人
分子の死亡した人の数は、それほど変わらない
分母の感染した人の数は、50倍とか数十倍と考えられる

この結果から致死率が、想定しているよりかは、かなり低いものとして考えることができます。
わかりやすく言えば、インフルエンザとほぼ同程度の致死率と言えます。

もちろん、高齢者や抵抗力がない人は進行が早く、重篤化しやすい、といったインフルエンザにはない特徴もあります。

また、子供は感染してもほとんどウイルスを出さないが、高齢者ほどウィルスをたくさん出すということもわかってきています。

このような事実を整理していくと、子供から高齢者まで、一律同じように自粛を求めるのではなく、誰に自粛を強く求めていくのかということがわかってきます。
日本はこのあたりのことはなかなか率先してできない国なのですが、他の国がコロナウィルスに対する対応を変えてくると思うので、日本も追従していく形になるかと思います。

日本の致死率は低く、個人的には、良い対応をしていると考えています。

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