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年金制度と消費税 [時事 / ニュース]

新聞やら選挙やらに利用されがちだけど、ホントの年金の真実が知りた~い。
ってことで、第5章にバッサリと書かれていました。


誰も書けなかった年金の真実―あなたがもらえなくなる日

誰も書けなかった年金の真実―あなたがもらえなくなる日

  • 作者: 辛坊 治郎
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本



まとめると、こんな感じ

● 今のお年寄りは、自分が払ってきたお金よりも不当に高い年金を受け取っている。
● 今の団塊世代も、払ったお金よりも多い年金を受け取れる。
● 今のサラリーマン、OLは、平均寿命まで生きれば、払ったお金とほぼ同じ額の年金を受け取れる。

⇒ よく、お年寄りや団塊世代が「年金改革」といっているが、数字的にはもらいすぎているほどの年金をもらっているお年寄りがいうのが、滑稽なのだが…
「高齢者 = 経済的弱者」というのが書かれているが、実はそうではなく、高齢者が選挙の時には必ず投票に行く、日本で最大の「政治的強者」だから。
逆に、若者は、人口も少ないし、選挙にも行かないので、重要視されていません。

● 年金制度は、すぐに破綻するかといえば、後30年くらいは大丈夫だが、40年後くらいには積立金が底をつきそうだ。

● 国民年金を満額もらうよりも、生活保護を受けた方が豊かな老後を送れる。

そこで、若者にしわ寄せがくる年金制度改革として、消費税の導入が一番よさげなのだが、消費税の話をすると、選挙で負けるので、誰も言わない。。。

では、いくら消費税をあげれば良いのか?
理想は、12%に引き上げる必要がありそうだ。

次の選挙で、消費税をあげ、それを財源にします!という党が現れたら、間違いなくそこに投票するんだけど、、、さて、どうなることやら。。。


※ 辛坊 治郎さんのこの本は、非常に面白く、分かりやすかったです。
今、新しく本を書いているらしく、それが4月の中旬くらいに発売される予定らしい。
こちらも、今から楽しみです♪

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