年金の真実

日テレのズームインでお馴染みの辛坊治郎さんがこの3月末で終わることになった。
辛坊治郎さんの解説はいつも楽しみにしていたので残念です。

4月からは、新しく池上彰さんが解説者になるみたいで、こちらも楽しみです。

『誰も書けなかった年金の真実―あなたがもらえなくなる日』という本を読んだ。

誰も書けなかった年金の真実―あなたがもらえなくなる日

• 作者: 辛坊 治郎
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2007/12
• メディア: 単行本

約2年前（2007年12月）に書かれた本なので、少し古い部分もあるが、それでも本質を突いた解説で、すごく読みやすかった。

その本の中で、「はしか」のことを例にあげて解説しています。
はしかの予防接種を「受けるも受けないも勝手」という間違った「個人の勝手」がはびこってしまい、その数が一定以上になってしまうと、はしかの大流行につながってしまう危険性をあげています。

はしか同様に、これを年金に置き換えると、すでに4割の人が払っておらず、「免除」という名で合法的に払っていない人を含めると、対象者の半分がお金を払っていません。

こういう年金の状況は、「危機的」という言葉を通り越して、「経営破綻」している、、、というのが現状なんでしょう。