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映画『劔岳 点の記 -ツルギダケ テンノキ-』 [テレビ / 映画]

映画『劔岳 点の記 -ツルギダケ テンノキ-』を観てきた。
http://www.tsurugidake.jp/

上映時間は、139分とちょっと長めの作品。

簡単にストーリーを書くと、、、
明治40年、日本地図完成のために立山連峰、劔岳への登頂に挑む測量隊たち。
しかし、この劔岳は、非常に登るのが厳しい山で誰も登頂を成し遂げたものはいない。
立山修験では「地獄の針の山」といわれ昔より恐れられても来た山でもある。

どうやってどこから登るのか?
ただ、空白の日本地図を完成させるためだけに…

この映画は、実際に剣岳(劔岳)で撮影を行ったらしい。
この劔岳だけは、登山者が登る山で危険度の最も高い山と言われてるくらい厳しい山だ。
それを命がけで登りながらの撮影だったらしく、その映像は本当に美しい。
また、撮影も何ヶ月にもわたり、劇中で山を登りながら、映画が進行するにつれ、浅野忠信や香川照之のヒゲがどんどん増えてきていた。

最後のエンドロールでは、監督とか、役者名などの肩書きがなかった。
ただ、"なかまたち"という言葉しか書かれていない。
監督も、役者も、映画のために協力してくれた全ての人は、この劔岳を目指した同じなかまなんだと。
映画を観た人には、その思いを理解することは難しくないだろう。

映画を観ながら自分も本当にこの剣岳を一緒に登っている感覚になり、映画を観終わった後、足が痛くなった気がした。(爆
そして、また、山を登りたくなった。


もうひとつの劔岳 点の記

もうひとつの劔岳 点の記

  • 作者: 山と溪谷社
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2009/06/17
  • メディア: 単行本



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