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入門 共分散構造分析の実際: 2章 共分散構造のアイデア その1 [入門 共分散構造分析の実際]

入門 共分散構造分析の実際: 2章 共分散構造のアイデア その1

入門 共分散構造分析の実際

入門 共分散構造分析の実際

  • 作者: 朝野 煕彦, 小島 隆矢, 鈴木 督久
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/12/20
  • メディア: 単行本

2章 共分散構造のアイデアで書かれていることは
2.1 共分散構造分析の代表的なモデル
2.2 三位一体の表現
2.3 共分散構造とは何か
2.4 共分散構造の具体像
です。

この章の狙いは
・SEMの代表的なモデルは多重指標モデル、MIMICモデル、2因子分析モデルである
・パス図と連立方程式と行列方程式は三位一体である
・モデルと現実をジョイントするのが共分散構造である
と書かれています。

【代表的なモデル1: 多重指標モデル】
ステップとして、左半分で因子1を測定し、右半分で因子2を測定する。
そして、ここからが面白いところなのだが、因子1と因子2に着目すれば、回帰分析となっている。

ただ、この回帰分析、因子1も因子2もどちらも見えない(観測できない)ものである。
つまり、何かしら真と思われるものが存在するのだが、それらは観測できない。
観測できるものから、その構造をモデル化しようというものである。

また、原因側の因子が複数の場合、短回帰ではなく重回帰になるが、その場合でも多重指標モデルと呼ばれる。

入門 多変量解析の実際 第2版

入門 多変量解析の実際 第2版

  • 作者: 朝野 煕彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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