優駿 [乗馬・馬術]
お気に入りのお馬さんが亡くなりました。
複雑骨折ということでした。
とても良い馬だっただけに、残念です。
よく競馬などで、骨折したりすると、予後不良ってことで
名馬といえども、安楽死させることが多々あります。
「骨折 = 死」というのは、普通では考えられないことですが、、、
サレブレッドの足は、とっても細くできています。
球節(きゅうせつ)あたりは、人間とそんなに変わりません。
それに加え、一般的に体重は400kg~500kg。
これは、Thoroughbredが、thorough(徹底的に)+bred(改良する)という意味のごとく
速く走ることに特化した結果、足は限界まで細くなり、
同時に内臓の方も強くはなっておりません。
馬をよく注意してみると、4本の足でずっと立っていることはなく
1本の足を休め、残りの3本で立っていることがわかります。
結果、1本の足が折れてしまうと、残りの3本の足や内臓に負担がかかり
結局は、苦しみ、そして、死んでしまいます。
このあたりの話で有名なのは、名馬テンポイントの話でしょうか。
馬の年齢は人間の年齢×4歳だと言われています。
20歳の馬は、人間でいうところの80歳。
生まれてすぐに走れるようになり、
そして、20歳(80歳)になっても、力強く走ることができます。
速く走ることを宿命に生まれてきた生き物ですが
その走り続ける姿に、人は心を打たれるのでしょうね。
今は、アーサー君ご冥福をお祈りするばかりです。
サヨナラ。ありがとうね。
2005-01-31 14:26
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0