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大東亜戦争は勝てた戦争だった? [よもやま日記]

日露戦争は、圧倒的にロシアが有利と言われていた戦争ですが、日本軍が勝つことができました。
実際は、51対49で辛勝だったわけですが、しかし、運よく勝てたわけではなく、勝つべくして51対49で勝った戦いでした。

それは、最初から、51対49で勝つという明確なゴールがあり、そのために陸軍、海軍、外交とも様々なシミュレーションを行っていました。

一方、大東亜戦争は、どうだったか?といえば、やはり、軍事力、資源ともに圧倒的にアメリカが有利でした。

それに加え、日本軍と米軍の戦略をみても、日本軍はあいまい、一方、米軍は明確であったと言われています。

総合的に、ハード面、ソフト面の両面をみても、日本軍は負けるべくして負けた戦いであったと言えるでしょう。
もちろん、日本が戦争をしなければならない状況に追いやったのは、米軍であり、中国なわけですが…

しかし、実は、大東亜戦争は勝てた戦争だった?という意見もあります。

そのターニングポイントはどこであったか?
それは、ミッドウェー海戦であったと。

当初、米軍の空母を全滅していたと思っていました。
ここで叩いていれば、勝てたわけですが、米軍の空母を残してしまった。

日本軍の偵察機が空母を確認に行った時、実は視野に見える位置に空母はいたのですが、発見できませんでした。
ここに、先入観なのか、おごりなのか、いないと思って探していたから見つけることができなかったのでしょうか。

さらに、この偵察機が米軍に追撃され、戻ってこない日本軍は、撃沈されたのだと認識します。

そこで、再度戦闘機を飛ばすわけですが、対空母用のミサイルと対戦闘機用のミサイルは違うようです。
積んでいるミサイルを乗せかえるのに、10分程度の時間がかかります。

ここで、日本は、空母ではなく戦闘機によって落とされたのだと誤判断します。

しかも、米軍は、日本軍の暗号を完全に理解していたため、追加の戦闘機もせん滅させられました。

まとめると、偵察が甘くそこから全部が崩れていったと言えるでしょう。

その原因は、
・刻一刻と変わる外部環境の変化を見たてることができなかった。
・情報量が不足していた。
だと言えます。

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