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アトリビューション、貢献度の割り振り先 [ログ / アクセス解析]

何かをアクションするとき、すぐにアクションをするようなサイトもあれば、検討期間が非常に長いサイトもある。
結婚式場を選んだり、住宅を選んだりする場合、それが高価な商品なわけで、すぐにアクションをするって人は少ない。

下記のように複数回流入したと考える。

X1 ⇒ X2 ⇒・・・⇒ XA ⇒・・・⇒ X(N-1) ⇒ XN
X1:初回流入
XA:初めて対称商品のページを観た
X(N-1):アクションの1つ前(いわゆる、アシスト)
XN:アクションした

計算量を減らしたりする意味もあり、3つ程度の流入についてアクションの貢献度を割り振るのがよさそうだ。

色々なアトリビューションを見ていると、
X1、X(N-1)、XN
の3つに絞って割り振っているものをみかける。

X1は、初回、リーチ獲得という意味で貢献度を割り振るのは、まぁ、納得できる。
XNは、まさにアクションをした流入なので、こちらも大切。

問題は、X(N-1)なのだが、一つ前の流入ってことでアシストと呼ばれている。
確かに、アクションの一つ前なので、後押ししたといえば、後押ししたのかもしれないが、、、

いろいろ raw data を分析してみると、アクションの一つ前のレコードではなく、まさにその商品を見たレコードの方が大切なんじゃないかと。
つまり、XA > X(N-1)である。

もちろん、XA = X1 や X(N-1) や XN の場合も存在する。

上記のように考えると、一番少ない人で、1つ。
これは、X1 = XA = XN の場合。

多い人で、3つ。
これは、X1 ≠ XA ≠ XN の場合。

※ もちろん、コスト計算においては、全ての流入/施策において計算をする。

このように計算してあげると、今まで重要だと思っていた施策が意外とそうではなかったり、重要でなさそうな施策が重要だったりと、見えてくるものだ。

ただ、ここでも貢献度の割合をどう配分するのか?という問題はあるんだけど。w
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