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アトリビューションにおける重み選択 [ログ / アクセス解析]

最近、あちこちでアトリビューションというキーワードを聞くようになった。
最近では、アトリビューション(attribution)という言葉が多い気がするが、少し前だと、LTVとかマルチセッションとかっていう人もけっこういた気がする。。。

以下、アトリビューションと書くことにするが、アトリビューションとは、

Aさん
1回目:リスティングで流入
2回目:バナーをクリックして流入
3回目:SEOで流入
そして、3回目にアクション(購入)をした

って場合に、通常の施策では、最後に(3回目)にアクションをした施策に貢献度として100を与える、というの一般的だったし、今でもその指標でみている企業は多いだろう。
(※ なぜかといえば、それが一番測定が楽だから。)

ただ、最近では、1回目や2回目の施策もなんらかの影響を与えているだろうし、コストも発生しているわけだから、3回目の貢献度を100とするんじゃなくて、1回目と2回目に少し貢献度を与えようよ。としているわけだが、、、

ここで問題となってくるのは、いったいいくらにすれば良いのか?という問題がある。

均等に配分して、1/3 1/3 1/3にするのが良いのか?
いやいや、最初を100にして、後は、0にしましょうとか、
って問題が出てくる。

"人が決めなければならない"のだが、じゃ、いくらにすれば、正しいのか?という問題がいつも残ってしまう。
いったい、"正しい"を何をもって"正しい"と判断すれば良いのか?

そこで、次に人はこう考えるわけである。
なんなく、人の意思で決めると気持ちが悪い。
そこで機械的/数学的に決めたいんだと。

ぱっと思いつくのが、PV数で重み付けをしたら良いんじゃない?とかである。
これも、PV数が多い = 重要?って問題が起こる。

そこでこんなことを考えた。
施策と施策の関連度で貢献度を割り戻せば良いんじゃないか?と。
関連度ってものを確率的なものであらわすとすると、
そこにマルコフ的なものをもちこんで計算できる。

具体的な方法は、また、次回書くとするが、、、

◆ まとめ
アトリビューションで問題に上がるのが重み付け
⇒ 何を持って正しいかが分からないから、気持ち悪い。

重み付けの方法として
・人が重み付けをする
・機械的/確率的に重み付けをする

重み付けで必要なのは、それっぽい納得感/ふむふむ感
マルコフを使うと、それっぽく見えるw

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