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プレゼンテーション・中級 [マーケティング / 仕事]

社内研修の「プレゼンテーション・中級」なるものを受けてきた。
パワーポイントなどでプレゼンをする機会が多い人向け。

全体としては、すごく良かったと思う。
昔、このような研修を受けたことがあるのだが、外資向けの型にはまった研修だったが、これは日本人向けの日本人に対してプレゼンする場合の研修だったので、とても役にたちそうだ。

一般的に、日本人は、プレゼンが苦手で、欧米人はプレゼンが得意といわれている。
しかし、この評価に異論する学者(Edward. T. Hall)もおり、「コミュニケーション能力の優劣の問題」というよりは、「文化的な違い」によるものであると。

まず、文化の違いを定義する言葉として「ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化」というものがある。
「コンテクスト」の定義だが、コミュニケーションの共有基盤のことだ。

コミュニケーション環境
コミュニケーション環境

日本は、極めてハイコンテクスト文化であり、元々が通じる環境にいるのだ。
また、人が何を言おうとしているのかというスキャン能力に長けている。

逆に、欧米諸国は、通じない環境にいる。
通じないので、発言能力に長けている。

では、何が一番大切かといえば、相手分析である。
プレゼンする対象の相手を分析することができれば、どんな話題を話せばよいのかフォーカスが取れるからである。

基本的には、演習がメインの1日講義だったが、あっという間に時間が過ぎた。
きっと、講師自身のプレゼンテーションの能力も高いからだろう。


ロジカル・コミュニケーション

ロジカル・コミュニケーション

  • 作者: 安田 正
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2007/01/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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