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GoToトラベルとGoToイートの効果 [時事 / ニュース]

ちらちら流れてくるGoToトラベルとGoToイートとのニュースですが、それぞれどんな効果があったか勝手に考えてみたいと思います。

まずは、GoToトラベル。
10月20日の時点で延べ2518万人で、価格帯の高低にかかわらず利用されているとのこと。

GoToトラベルの効果って、二軸あるように思えます。
普段旅行行かない人が、旅行に出かける、つまり回数が増える効果。
旅行の回数は増えないけど、普段よりも良いスイートとか特別室に泊まる、つまり単価が増える効果。
人によって、違いはあると思いますし、両方とも増えている人もいるかと思います。

旅行金額の35%(地域クーポン入れたら50%)が戻ってきます。
なので、高めの宿に泊まっている人とか、安めの宿に泊まっている人まで、幅広く利用されていると思われます。

一方、ちょっと微妙なのが、GoToイート。
558万人の予約で、9日間でポイント付与49億円分使われたとのことでした。
問題もいくつか出てきていて、トリキ(鳥貴族)マラソンをして、低単価の食事ばっかりする人。
また、検索してもほとんど対象店舗が出て来なくて予約できないとか。。。

こっちの場合、GoToトラベルと比較してみると、ランチは500円でディナーは1000円のクーポンとなっていることが問題です。

また、GoToイートの効果を考えると、
安い食事に行く人は増えている、つまり回数は増えています。
ただ、いつもより少し高めのレストランに行くか、つまり単価が増えるかといえば、そうではない。

原理は単純で、
・1000円の食事をして、1000円戻れば、戻りは100%。
・1万円の食事をして、1000円戻れば、戻りは10%。
高単価の食事のお得感が全くない!

GoToトラベルは、1万円の宿も10万円の宿も50%となっています。

となると、GoToトラベルは、旅行業界全体をサポートできる構造になっているようですが、GoToイートは飲食業界全体ではなく、格安居酒屋を助ける形になっているのが残念でした。
もう少し設計段階で、色々想定しておいた方が良かったと思いますが、きっと次に続いていくであろうGoToなんとかに活かしてくれると思います。w

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