金融安定化策に不安

NY株が381ドル安の7,888ドルと大幅続落してた。
まぁ、これが市場が出した米国のガイトナー財務長官への答えだったのだろう。

先日の雇用統計後に金融安定化策に期待して、市場はドル高に向かっていったのだが、ふたをあけてみると、やっぱりというか、「新バッドバンク構想」や「時価会計基準の見直し」など具体的内容が示されず、失望感だけが残り、株安、そして、ドル安となった。

ただ、本日は、日本が祝日だったので、東証も休場だったのがせめてもの救いか。

「金融安定化策」が「金融不安定化策」とならないためにも、具体的に不良資産をどうしていくのか、と詳細を決めていく必要がありそうですね。

またいうまでもなく、アメリカだけでなく、日本の経済もボロボロ。
今は、リスク回避ってことで、円が買われていますが、そのうち、ドル安が他の通貨に波及し、やがて、円も売られる日もそう遠くないかと思います。
当面は、円高が続くでしょうが。