トリノの飛行機事故

フライトが欠航するというのは、たまにあることですが、それが海外で起こると大変なことになる・・・

Italy: Authorities close Turin Airport in Metropolitan City of Turin through 23:59 Sept. 16 due to flight accident
https://crisis24.garda.com/alerts/2023/09/italy-authorities-close-turin-airport-in-metropolitan-city-of-turin-through-2359-sept-16-due-to-flight-accident

トリノに行く予定だったが、フランスに着いた時に、トリノ便のフライトが表示されていない。
ただ、移動するターミナルは分かっていたので、そちらに移動すると、
「あなたのフライトはキャンセルになったわ。残念だけど。」
「ぉぃぉぃ・・・」

急ぎ、AIR FRANCEのカウンターに行くと、同じような状況の人がたくさん。

イタリアといっても、ローマなどは、遠すぎてローマからトリノに移動するのに5,6時間はかかる。
ミラノが一番近い。
電車で2時間くらい。

仕方がないので、夕方の便に振り替えてもらったが、しばらく混乱が続くと思われます。

振り替えの時に、「AIR FRANCEの人が、ビジネスラウンジと昼食を用意するので、空港で過ごしてね。」と言われて喜んでいたのだが、ターミナルを移動してラウンジに入ろうとすると、「ビジネスしかダメ！」となった。
もう一度よく調べてくれとか、早朝から夕方まで待つのは辛いと言ったら、15ユーロのクーポンをくれました。
これで、昼食を食べてくれと。

そういえば、朝の時にも同じことを言われたが、特に何ももらえなかったなと。
そういうときは、移動する前に担当者の名前なり、具体的な紙（証拠）をもらっておくべきでした。

まぁ、AIR FRANCEのミスというよりかは、空港自体が封鎖されているので、AIR FRANCE側もバタバタしているのはわかりますが。。。

この辺り、フランス語とか英語でやりとりをするのは非常に疲れるので、今度からJALとかANAが良いなって改めて思いました。

空港からホテルへの移動はタクシーがおすすめ（特に、夜）

なんだかんだでミラノ空港に着いた。
ミラノには空港が3つあって、1つ目は、国際線（主に日本などから）の空港。
2つ目は、フランスなどのヨーロッパからの発着となっている空港。
3つ目は、LCC。

ミラノ空港といっても、フランスから出発する空港がいくつかあるので、目的地とフライト番号は確認した方が良いだろう。

そして、ミラノ空港からトリノに移動するにはだいたい2時間くらいかかる。
タクシーだと少し高額になるが、夜に旅行カバンを持ってメトロ、トラム、バスなどを乗り継ぐのは少し危険。
実際に、少し危険を感じました。w

結果は、トラブルに巻き込まれなかったが、後からタクシーにしておけばよかったと激しく後悔。

というのも、時間がギリギリの中、チケットの買い方がものすごく難しい。
多分、初心者だと、無理・・・

さらに、電車は平気で遅れます。
30分とか40分とか。

なので、想定時間よりも大幅に遅れて、ホテルに到着となりました。

ちなみに、最寄りの駅は、ミラノ駅ですが、周辺は危険な香りがします。
まず、黒人の浮浪者が多い。
タバコの臭いや、麻薬っぽい臭いも漂っています。

朝から夕方にかけては、特に身の危険は感じませんが、夜は少し怖かったです。
自動販売機で電車のチケットを買っていると、アナウスで、「あなたの背後にいるpick pocket（スリ）に注意。」と注意喚起されます。（恐

ということで、ホテルに着いたのですが・・・
ホテルもそこそこ汚かったし、寒かった。（続く

イタリアのトイレは2個？

イタリアといえば、トイレ！
街中で利用するのはお金が必要とのこと。
また、よくある話だが、トイレはそれほど綺麗でない。

ホテルなどは別で、まぁ、きれいです。

そして、ホテルのトイレは、2個ある場合が多い。



明らかに、右でトイレをするんだが、左はなんだろう？

調べてみたら、どうやら、左側は、ビデ用もしくは足を洗う用らしい。
間違っても、左で○○○をしてはいけない。

また、よくある間違いとして、タオルがあります。

一番大きなタオル = お風呂から出た時のタオル
後は、お風呂から出た時の足拭き用

ここまでは日本と同じ。

日本では、顔を拭くタオルが一番小さかったりするが、左のトイレ側にあるタオルは顔を拭くようではないらしい。
左側のトイレを使った後で使用するものだとか。

日本だと、TOTOの努力で1つで済んでいるが、イタリアで2個ある理由は、電力の問題らしい。

トリノの美しい石畳

トリノは、1861年にイタリア王国ができた時の最初の首都。
その後、1865年、首都はフィレンツェへ、1871年にローマに移っていきます。

短い間ですが、京都と比べることはできませんが、「古都」と言っても良いかもしれませんね。

サヴォイア家のことは別の機会に書くとして、歴史的な建物が多いです。

トリノは、石畳が多いです。
多いというか、それしかみたことがないくらい。

なので、歩くと少し足が疲れますし、同時に、少し凸凹しているので、自転車とか自動車は走りにくそう？
また、バスとか路面電車もこの石畳の上を走っているので、メンテナンスとかどうなっているか気になるところです。

とはいえ、少し散歩するには問題ないですし、夜は石畳に光が輝いて、美しい夜のトリノを散歩することができます。

Best Quality Hotel Gran Mogol, Turin

ベスト クオリティ ホテル グラン モゴル（Best Quality Hotel Gran Mogol, Turin」というホテルに宿泊しました。
朝食が付いていて、少しお得です。

朝食はいつも同じなので、長期滞在している場合、少し飽きてきます・・・。
パンの種類は多いので、今日はどのパンにしようかなと。

朝食を提供してくれる人はみんな親切で、このパンは何とか、どうやって使うのとかを英語で質問すると、丁寧にイタリア語で返事してくれます。
英語を話せるスタッフもいました。

また、このホテルに小さな部屋みたいなエレベーターがついています。
最初はエレベーターと気がつかないくらいの小さな部屋でした。

そして、乗ってみるといろいろな意味で少し怖い。（笑

まぁ、部屋全体は、それほど綺麗なわけではないですが、ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ駅（Stazione di Verona Porta Nuova）からすぐ近くなので、ここを拠点とするにはとても便利でした。

ベストクオリティという名前ですが、何の品質が良かったのかは最後までわかりませんでした。（笑

エールフランス、30時間前のチェックインでアップグレード

エールフランスは、席を選択する場合有料になります。
JALとかANAだとそんなことはないんだが、まぁ、これもビジネスなんでしょうね。

ただ、30時間前になると席を無料で選べます。
東京からフランスへ行く便では、席を選ぶタイミングが遅れて、微妙な席しか選べませんでした。

帰る時は、30時間前になったタイミングで座席を指定しようとすると、たくさん残ってる！
さらに、プレミアムエコノミーからビジネスへのアップグレードもできるではないですか♪
（もちろんお金はかかります。7万ちょっと。）

まぁ、14時間の旅をプレエコとかエコノミーで過ごすのは、この歳になると辛いので、ビジネスにアップグレードしておきました。

双子の教会、サンカルロ教会とサンタクリスティーナ教会

トリノにいると、何度も通る広場がサンカルロ広場。
トリノ王宮からサンカルロ広場を抜けて、ポルタ・ヌォーバ（Porta Nuova）駅まで1本の真っ直ぐな通りになっています。



サンカルロ広場にある美しい双子の教会がサンカルロ教会とサンタクリスティーナ教会。
バロック様式のローマカトリック教会です。

左：サンタ・クリスティーナ教会（Chiesa di Santa Cristina）


右：サンカルロ教会（San Carlo Borromeo）


どちらも中に入れますが、教会なので、騒いだり短パンなどで入るのはNG。
厳かな雰囲気に包まれていました。

双子の教会と言っても中は少し異なっており、サンタ・クリスティーナ教会の方が少し重厚な雰囲気で、サンカルロ教会の方は全体に明るかったです。

カリニャーノ宮（Palazzo Carignano）

エジプト美術館の近くにカリニャーノ宮（Palazzo Carignano）があります。
初代国王が生まれた宮殿で、サヴォイア家の宮殿として利用され後には国会議事堂として使われたそうです。

サヴォイヤ家の王宮群としては、すぐ近くに「トリノ王宮」があります。
まずは、「トリノ王宮」をみた後で、時間があればカリニャーノ宮に足を運ぶのが良いかもしれません。

圧巻のトリノ王宮（PALAZZO REALE）

おそらくトリノに来たら必ず行くべき場所の一つ。
大きすぎないって書かれていましたが、大きかったです。
トリノ王宮と美術館を見るなら、半日はかかると思います。

膨大な絵画、天井の装飾、圧巻の甲冑などをみていると、過去の世界に紛れ込んだ感覚になります。
一つ一つが素晴らしい芸術でした。

サバウダ美術館（Galleria Sabauda）

トリノの王宮とつながっている美術館で、王宮の入場券とセットで鑑賞できます。
外に出ることがなかったので、美術館という認識がないままトリノの王宮の一部と思ってしまいました。。。



膨大な絵画や彫刻があるので、自分が好きな絵画を見つけることができると思います。

ものすっごくリアルに書かれている果物。
よく見ると昆虫もリアルです。

Caffè Reale Torino

Caffè Reale Torino
https://www.piemontegourmet.net/

トリノ王宮内にあるレストラン。
庭にあるので、入場チケット無しに入ることができます。

トリノ王宮と美術館をみると、そこそこの時間になるので、休憩やランチなどでよると良いかと思います。

男性のウェイターでしたが、英語も聞き取りやすく、親切に料理の説明をしれくれました。
ラビオリを頼みましたが、イタリアで食べた食事の中でも最高の味でした。

ワインのおすすめも、重厚なのが好きかもしれないが、この料理には、もう少しライトなものがあるので、これはどうか？と勧められました。
このワインがこれまでに飲んだことがない美味しいワインでびっくり。

値段はそこそこしますが、トリノ王宮の近くに来たら是非寄りたいレストランです。

パラティーナ門（Porta Palatina）

トリノ王宮のすぐ隣にある公園に古い門がありました。
ちょっとした公園なので、犬の散歩などをしている人が多かったです。





あまり人は多くないのですが、ここに貴重なパラティーナ門（Porta Palatina）があります。
紀元前1世紀に建てられたという貴重な古代ローマの遺跡です。

その門の両側にガイウス・ユリウス・カエサル（別名ジュリアス・シーザー）とアウグストゥスの銅像がありました。

ユリウス・カエサルは、古代ローマの政治家で「賽は投げられた」や「ブルータス、お前もか」などの名言を残しましたね。
奥さんは絶世の美女でお馴染みのクレオパトラ。

アウグストゥスは、ユリウス・カエサルの後継者でローマ帝国の初代皇帝にあたります。

ユリウス・カエサルの名前は、Gaius Julius Caesar。
→ 7月

アウグストゥスの名前は、Augustus。
→ 8月

モーレ・アントネリアーナ（Mole Antonelliana）

トリノの歴史的な建造物モーレ・アントネリアーナ（Mole Antonelliana）。
この下に映画博物館も入っています。
展望台だけのチケットと映画博物館も含めたチケットがあるので、どっちが希望かを入り口で伝え購入します。

展望台と映画博物館の両方を利用する場合、まずは、少し独特のエレベーターで、一気に頂上まで上がります。
エレベーターで降りてきた後に、1階から博物館に入場するという手順でした。

展望台では、トリノの街を見渡すことができ、晴れた日にはアルプス山脈も見ることができるそうです。
あいにくの雨でしたが、トリノの街（トリノ王宮やIntesa Sanpaolo Skyscraper）を見ることができました。

イタリアの映画『トリノ国立映画博物館』

トリノのシンボル「モーレ・アントネッリアーナ」の中に国立映画博物館が入っています。

同時使われた小道具や小物などが展示されているので、映画ファンは是非見に行って欲しいと思います。
イタリアの映画以外にもアメリカや日本の映画も紹介されています。

1階から登って行き、最後、出口が分かりにくかった。

みんなどこが出口だろう・・・とキョロキョロ。
非常口みたいなところが実は出口なので、ご注意ください。