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最後の授業 ぼくの命があるうちに [よもやま日記]

本は読んだことがあったのだが、実際に最後の授業のDVDを観た。

ランディ パウシュ(1960年10月23日 - 2008年7月25日)

最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版

最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版

  • 作者: ランディ パウシュ
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2008/06/19
  • メディア: ハードカバー



ランディーが末期がんにかかり、医師からは余命3か月から6か月と診断されていた。
「最後の授業」と題して、最後にカーネギー・メロン大学で行われた授業をまとめたものだ。

この講義は撮影され、YouTubeでも観ることができる。
英語が苦手な人は、この本を買うともれなく日本語字幕付きのDVDが付いてきますw

本を読んだ印象と、実際にDVDを観た印象は微妙に違ったが、本当にどちらも面白い。
そして、自分の人生に、また、子供がいる両親が読んでも役に立つ内容だと思った。

子供が出来たときに、どう子供の成長を考えるのか、どう見守っていけば良いのかというのをランディの体験を通して、教えてくれる。

「最後の授業」は、子供の成長に対しての講義ではなく、いかにして自分が夢を叶えてきたのか、また、叶えられなかったのか。そして、叶えられなかったことから何を学んだのかということを、笑いあり、おもしろおかしく語っているのだが、実は、これらの体験談は、頭のフェイントである。

「頭のフェイント」とは「何かを教えるときに、別のことを学んでいると思わせること」とランディは言っている。
・ 夢をどのように実現させるかという話をしたのではありません。
 人生をどのように生きるかという話をしたのです。
 人生を正しく生きれば、運命は自分で動きだします。
 夢のほうから、君たちのところにやって来るのです。

・この部屋にいるみなさんだけのために話したのではありません。
 僕の子供たちのためなんです

裏話として、ランディが奥さんと抱き合った時、ランディの耳元でなんとささやいたか?
 「お願い、死なないで‥」
と。

最初の方は、笑いが多く、講義の最後の方は、心にグッと語りかけてくるような講義でした。
向こうの大学の教授ってプレゼンが非常に上手いなぁって改めて感心させられました。

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