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円は急騰、株・原油は大幅下落 [マネー]

昨日は、日本の株もNYの株も大幅な下落となった。
日経平均終値は大幅続落となり7,600円前半まで低下。
2003年4月28日に付けたバブル後最安値7,603円76銭に接近した。

日経もダウの株も底が見えない状況となっている。

それに伴って、円が急騰し一時は90円代にまで円高となった!
つい先日、ハワイに行ったときは、100円切ったかって思っていたのだが、それから10円も円高になるとは。

さて、一方で原油の価格が大幅に下落してきている。
一時は140ドルくらいしたのだが、現在では、65ドル前後。
半値以下である。

なぜ、原油が下がったかっていえば、景気が減速したことによる需要の低下。
そして、投資マネーが原油に見切りをつけたからでもある。

原油の値段が下がるのは良いことなのだが、これに焦りをみせたのが、イラン、ベネズエラ、サウジアラビアなどの石油輸出国機構(OPEC)だ。
彼らは、石油が命みたいなところがあるから、なんとしても原油急落に歯止めをかけ、価格をコントロールしたいとの執念がある。

そこで、「需要が減ったなら、供給も減らすぜぇ!」ってことで、現在の日量2880万から日量150万バレルの大幅な減産が決定したのだが、、、
上にも書いたとおり、単に需要が減ったから原油価格が落ちたわけではない。

価格を吊り上げる原因となった先物の投資マネーもすでに原油から手を引いているのも大きな原因である。
そのため、OPECの予想範囲内で支えとならず、大幅下落となった。

なんでも、石油でぼろ儲けしたお金で、ドバイに地上1キロの高層マンションが建つそうである。
原油で設けた金を湯水のように浪費しているようだ。

この様な一連のOPECの記事をみていると、高いお金払って、ドバイなんかに旅行に行きたくはない。

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