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決断力 [将棋]

将棋と数学は共通する部分が多い。
あるいは、推理小説とも似ています。
現在の状況から、論理的に考えていく過程が好きです。

現在の最強棋士、羽生善治(はぶ よしはる)がエッセイが出版されました。

決断力

決断力

  • 作者: 羽生 善治
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 新書

角川書店 決断力 ISBN4-04-710008-0

『決断力』は5章から構成されており、
・第一章 勝機は誰にもある
・第二章 直感の七割は正しい
・第三章 勝負に生かす「集中力」
・第四章 「選ぶ」情報、「捨てる」情報
・第五章 才能とは、継続できる情熱である
となっています。



その冒頭で、初めて名人になった時のことが書かれています。
1994年、誰もが認める圧倒的強さで望んだ名人戦。
7番勝負で先に4勝した方が勝ちです。
当時の名人、米長邦夫名人を相手に3連勝していました。
しかし、そんな有利な状況でも、激しいプレッシャーに襲われており、その当時の心境を鮮明に語っています。
将棋の話に留まらず、普通の人が読んでも面白内容になっていると思います。

『決断力』の中で書かれている羽生四冠王の言葉を統計解析/データマイニング的立場に置き換えていくつか紹介したいと思います。


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