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統計の「超」勉強法 [データサイエンス、統計モデル]

嫁が、daigoの超勉強法を動画を見て、子供の受験対策で何か活用できないか、と話題になった。
「超」勉強法の話を聞いていると、自分が統計を身につけた体験と結構似ていて、知らず知らずに自分も統計を「超」勉強法っぽい感じで学習していたようです。

せっかくなので、統計の「超」勉強法っぽいことを書きたいと思います。

まずは、基本原則から。
1. 「面白いことを勉強する」
統計を勉強する際に、推定と検定が割と教科書の最初に出てくるのですが、一番ややこしい部分です。
なので、さらっと流して、モデリング(回帰)から始めるのが良いかと思います。
中でも、自分が必要としているモデリングからやるのが良い。
面白いというよりかは、必要に迫られているからものすごく集中して身につけようとするから。

2.「全体から理解する」
統計の細かい数式を理解しようとすると、挫折します。
ただ、細かい数式を理解できると幅が出てくるので、最初はあまり細部を見なくて、何度か繰り返し学習していく中で少しずつ細部を理解していくのが良いかと思います。

全体を理解するってことですが、まずは感覚的に理解すること。
数式がわからない人にどうやったら理解してもらえるか?を考えると、「要は、こういうことなんだよね。」という例え話で理解すると良いかもしれません。

3.「8割までをやる」
よくある単元を完璧に理解するまで、先に進めない人がいます。
なかなか100%ってのはないので、7割から8割くらいで次に進むのが良いかと思います。


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ここから先は、経験的に、自分が思う学習法として載せておきます。
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4. 人に教える
人に教える、つまり、口に出して話すことで、意外とうろ覚えだったり、話している中で「どういう意味だっけ?」となります。
その部分について、徹底的に調べて理解する。
2,3の逆ですが、一つ一つ潰していくことで、7割〜8割を9割、10割りに近づけていく。
これをやらないと、いつまで経っても、8割のまま。

また、人に教えている中で、必ず質問がきます。
この質問が大切で、自分が気がつかなかった視点を教えている人から教えてもらうことができます。
当然、すぐにわからない部分もたくさんあるので、ここに関しても、再学習です。

5. 忘れたら覚える。
忘れる前に覚え直すことはあまり良くないらしい。
忘れてしまった!という後悔が記憶にいいらしいので、忘れたら覚え直すを繰り返すと頭に定着します。

6. 別の角度から見つめ直す。
同じ教科書からだと、同じ側からしか見えない。
いろいろな人の講義を聞いたり、いろいろな書物を読むことで、平面だったものが立体に見えてくる。


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さらに上級者になるために
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7. 真理の扉の先に真理の扉がある
もう、この部分に関しては、相当知識がついて、ほぼ完璧にわかっている!と思っていても、実は、まだまだ、自分はわかっていなかったって気がつく部分があります。

これが最後の真理の扉かなと思って開いたら、さらに、その奥に広い部屋があって、まだ、次の扉を開いていく。
そんな感覚です。

1.〜6.を繰り返していくと、世の中的にも相当できる人になっているかと思います。
そこで、驕れることなく、まだ、この先に、自分が知らない世界があるはずだという気持ちを忘れなければ、きっと、扉は向こうからやってくることでしょう。

「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」ってやつですかね。


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