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【プロアクティブ研修 1日目】リーダーシップからフォロワーシップへ [マーケティング / 仕事]

プロアクティブ研修なるものを受けてきた。

プロアクティブと聞くと、にきび(ニキビ)用スキンケアのCMを思い出すが、、、w
プロアクティブ = 先を見越した、事前に行動を起こした、先回りした
って意味がある。

名前からは、よくわからないけど、要はリーダー研修ってやつだった。
リーダー論とか聞かされたり、重い話があるのかなぁって思ったら、意外とそうではなく、楽しいゲームなどを通じて、要素を学んでいく楽しい研修でした。

面白かったゲームは、The Bestというじゃんけんゲーム。
マンガの『賭博黙示録カイジ』に出てくるゲームをやったのだが、これが面白かった。

カイジ 人生逆転ゲーム [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: Blu-ray



じゃんけんなので、運の要素があるのだが、相手の自分の手札の関係を読み、数手先を読む戦略が大切で、コツをつかめば、勝つ確率を高められる。

もうひとつ面白かったのは、リーダーシップとフォローアシップの話。

リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは

リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは

  • 作者: 中竹竜二
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2009/01/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



【リーダーシップ】
"信頼を求めるリーダー"で信頼の方は自分に向かっている
・自分はスゴイ
・約束させる
「私を信頼すれば、○○できる。」

【フォロアーシップ】
"信頼するリーダー"で信頼の方はメンバーに向かっている
・あなたはスゴイ
・約束する
「あなたを信頼しているから、○○しましょう。」

一見すると、信頼の方向が違っていて、表面上のコミュニケーションは、
リーダーシップ ⇒ 信頼せよ
フォロアーシップ ⇒ 信頼する
となっている。

しかし、大切なのは、心の中(深層)で、どっちのリーダーもメンバーのことを強く信頼していること。

裏話が面白かったので書くと、
リーダーシップとして代表的なのが日本女子ソフトボールチームの宇津木監督。
代表チームの初挨拶の時に、「ついてこれないなら、去れ!」と話したそうです。

逆なのが、フォロアーシップとして代表的なのが、早稲田ラグビー監督の中竹竜二監督。
初挨拶の時に、「どんなチームを作りたいですか?」と言ったそうです。

ただ、監督は勝ちに徹して、その軸がブレなかった。
ある時、「良いチームを作りたいんです。」と言われたそうだが、その時の回答として、
「良いチームだけど負けるか、仲は悪いかもしれないけど、勝つチームなのか、どっちが大切か。」と答え、勝つために何が必要なのかを徹底的にこだわったそうです。

この監督に、もし、早稲田じゃなく、地方の二軍の監督を任せられたら、同じことをしますか?という問いに対しては、
「その場合は、リーダーシップタイプで行く。こうすれば勝てるという勝ちパターンを教えた方が勝てるから。」と答えたそうです。

人は、リーダーシップタイプが向いている人とフォロアーシップタイプが向いている人がいます。
向いているからといって、それしか出来ないよりは、状況が変われば、リーダーシップ型やフォロアーシップ型のスタイルを変え、どちらも演じられることが、大切なんでしょう。

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