池上彰の親子で新聞を読む：Minkyのよもやま日記：SSブログ

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池上彰の親子で新聞を読む　[時事 / ニュース] [編集]

『池上彰の親子で新聞を読む』を読んだ。

作者: 池上彰
出版社/メーカー: 毎日新聞社
発売日: 2010/02/19
メディア: 単行本

本の内容としては、
・民主党政権の誕生を読む
・地球温暖化問題を読む
・海外ニュースを読む
・経済ニュースを読む
・社会ニュースを読む

について、簡単に子供でも解るような解説が書かれていた。

子供が読んでも良いし、お父さんが読んで、そのまま子供に解説するのも良いと思う。
もちろん、親と子供の二人で読んで、いろいろとニュースの話をするのも良いだろう。

「新聞やテレビのニュースなどに関心がありますか？」というアンケートがあって、
「ニュースに関心がある」と答えた子供と、「関心がない」と答えた子供では、学力に大きな差があることがわかっています。

これは、日本だけでなく、国際調査においても同じような傾向が出ています。

この調査から言えることは、
「新聞を読む子供学力が高い。」
と言えます。

ただ、「新聞を読むから学力が高い」のか、「学力が高いから新聞を読む」のかの因果関係がはっきりしません。
卵が先か鶏が先か、ということですね。
「新聞を読めば学力が高くなる。」とまでは言い切れないです。

池上彰さんは、この本の中で
新聞を読めば社会のことに関心を持つようになり、社会への高い関心は、「知りたい」という知的好奇心を呼び起こし、それが学習意欲につながり、高い学力をもたらすのではないか、
と書いています。

高い学力を持っている子は、新聞をよく読み、それがさらに学力向上につながるという、好循環になっている可能性が高いのではないでしょうか。