フィギュアスケート 世界選手権2009年

金妍児が1位、コストナーが2位、安藤美姫が3位だった。
そして、意外なことに浅田真央が4位。

日本人選手が4年連続で世界の王者になるってのは厳しいもんなんだろう。
特に、最近のルール改正を見ていると、そう思える。

今日のスケートを見ていて、金妍児が1位なのはうなずけたが、コストナーより、安藤美姫や浅田真央が点数が低かったのはどうかと思う。

今のルールでは、3A（トリプルアクセル）や3回転3回転はやらないほうが良く、しっかりミス無く滑ってGOE（出来栄え評価）とPCS（いわゆる芸術点）で点数を爆上げしてコストナーが勝ってる。

ミスなくといっても、コストナーの連続ジャンプは、スムーズでなかったりしているのだが。。。

浅田真央は金妍児に技術で決して負けているわけではなく、ほんの少しだけ完成度が足りないのだろう。
だから、厳しく回転不足を取られたり、エッジの判定を取られたりしている。
今回のプログラム（仮面舞踏会）は、難しすぎたのではないか？
チャレンジすることは素晴らしく、完成度を求めるキムヨナより、浅田真央選手の滑り方の方が好きだが、現実のルールや勝ちにこだわるなら、3Aを2回飛ぶことは封印して、技の精度を上げていくべきだろう。