ベイジアンネットとアクセスログ解析 [データサイエンス、統計モデル]
最近、BayoNet-Pro for VMStudioとBayonet 4.0を使った研究をしている。
どっちも数理システムから出しているのだが、開発元が違うらしい。
BayoNet-Pro for VMStudioとBayonet 4.0では、名前が似ているがアルゴリズムなどが若干異なる。
BayoNet-Pro for VMStudioは、数理システムが開発。
Bayonet 4.0は、産業技術総合研究所が開発。
BayoNet-Pro for VMStudioで良いなぁって思う点は、Clementineの様にストリームで制御できること。
その一つに確率推論を用いた欠損テーブルの補完がある。
事後確率値が最大の状態をそのノード事後状態と評価するMAP評価(Maximum A Posterior評価)を用いると、既知の変数の証拠状態から、道の変数の状態を確率推論により推定させることができるのだ。
そういえば、最近、アクセスログの遷移分析とか、ベイジアンネットを使った分析とかの依頼が増えている。
世の流れがそうなんだろうか。
確かに、アクセスログでこのページを観るとか、バナー広告を表示するとかを、条件付確率と考えると、その後のユーザーの遷移は事後確率で表現でき、ベイジアンネットと非常に相性が良いことは想像がつく。
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