Weblog(ウェブログ)解析 入門その3 ~1ページだけしか見られないEventは?~ [ログ / アクセス解析]
Weblog(ウェブログ)解析 入門その3 ~1ページだけしか見られないEventは?~
アクセスログ分析の第3回目です。
前回、Eventというものでwebページを定義することにいたしました。
では、具体的に各種集計を行っていきましょう。
どういうページが見られているのか?を分析していきましょう。
まずは、Event Categoryから。
やはり、ブログ系のページが多いようです。
もう少し、詳細にEvent Nameでみてみましょう。
次に、1ページだけ見て帰るページはどういうページかを分析しましょう。
必ずしも、「1ページだけ見て帰る = 悪いページ」ということはありません。
ただ、ECサイトとかですと、1ページだけみて帰るページがほとんどの場合
ちょっとサイト作りに問題がある!ってことが考えられます。
ISFIページ全体で見ると、直帰率は、14.6%とそれほど高くありません。
トップページの直帰率も14.8%となっています。
トップページの直帰率が40%や50%を超える企業も多いかと思いますが、
この数字は、まずますのサイト構成といえるのではないでしょうか?
では、ここでリフトという概念を持ち込んでみましょう。
ここでリフトの定義を
実測値
リフト = -----------
期待度数
とします。
つまり、1前後だと、期待通り、通常通りの平均得点という意味で
1よりも高くなればなるほど、(低くなればなるほど)
そこに差があるということになります。
今回の場合は、リフト値が、1よりも高いと他のページよりも直帰する率が高く
1よりも小さいと他のページよりも直帰する率が低いと言えるでしょう。
では、Event Category別、Event Name別に分析しましょう。
こうしてみると、データマイニング系のページはよく見られていることが解ります。
さらに、深く分析を行うのであれば、どういうキーワードで弊社に訪れたのかと
マッチングさせることで、より詳細なアクセスログ解析ができると思われます。
続く...