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第72期名人戦七番勝負 第四局 羽生三冠の四連勝で名人に復位 [将棋]

第1局、2局は、相懸かりで、羽生三冠が連勝。
第3局は、森内名人が手を変えて、矢倉となりました。

そして、第4局。
どんな戦型になるかと思いましたが、羽生三冠が選んだのは、第1局、2局と同じ「相懸かり」でした。

第2局は「鎖鎌銀」と呼ばれる珍しい形でしたが、第4局はオーソドックスな「相懸かり」。
今回の形は、後手も十分に戦える形だったので、あえて羽生さんが先手番でこの戦型を選んだ理由があります。

というのも、勝つことを考えれば、もっと他に先手番が勝率が高い戦法があるので。

定跡よりも、構想力で勝負といった思いがあるのかもしれません。
結果は、羽生三冠の四連勝で、名人に復位となりました。

名人戦は終わりましたが、次は棋聖戦が始まります。
対戦カードは、羽生名人 vs 森内竜王です。

今度は、1日制の戦いなので、また違った戦型が楽しめそうです。

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