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コンビニのコーヒー [マーケティング / 仕事]



セブンイレブンなど各コンビニが挽きたてコーヒーに参入をしています。

そこには、ビジネスとして "美味しい" 何かがあるわけですが、その理由を考えてみました。

1. 利益率が高い!?
コンビニの商品は原価率が高く、薄利多売の商品が多い。
その中で、コーヒーは、原価が安いので、儲かる!?

と思っていましたが、コンビニによってその戦略は違うかもしれません。
セブンイレブンのコーヒーは、100円ですが、その原価率が意外に高いことが話題に上がっています。

意外と良い豆を使っているようで、46.8円だとか。
原価率は、46.8%。
もしかして、単体では赤字かもしれません。

一方、ローソンだと180円。
同じ原価と仮定すると原価率は、23.4%です。

ローソンは、コーヒー単体で儲けを出そうとしており、セブンイレブンは、コーヒーを呼び水(目玉商品)として考え、集客用の商品として考えているのでしょう。

缶コーヒーの値段は、120円くらい。
あまり美味しくないし、体にも悪い物質が多い。

一方、スタバなどの美味しいけど、コーヒーは高い。

だったら、値段を缶コーヒーより安くして、スタバ並みに美味しいコーヒーを提供することで、集客アップを考えているのかもしれません。

近くのローソンより少し遠いかもしれないけど、セブンイレブンでコーヒーを買おう、という人もいるのではないでしょうか。

その他の理由を調べてみると、

2. ロス率が低い
生鮮食品は、廃棄処分する可能性があるが、コーヒーの廃棄は 0 に近い。

3. 女性客の取り込み
セブンイレブンのコーヒーは、残念ながらカフェラテがありません。

一方、ローソンやファミリーマートは、カフェラテを提供しています。
女性客の集客を意識しているのかもしれません。

個人的には、カフェラテが好きです…