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IBM SPSS Modeler(旧Clementine)の"Hello world" [データサイエンス、統計モデル]

プログラム言語の入門として、Hello worldを表示させることから始めるのが多い。
IBM SPSS Modeler(旧称:Clementine)でも"Hello world"っぽいものがあった。



このように一見どんなノードもないストリームなのだが、スクリプトに

var file
set file = open create 'D:/hello.txt'
writeln file 'Hello'
writeln file 'World'
close file


と書いてます。
var fileは、ファイル操作をする時のおまじない。

set file = open create 'D:/hello.txt'で書き込むファイルを選択します。
 ・新規に作成、もしくは、上書きする場合:open create FILENAME
 ・既存のファイルに追記をする場合:open append FILENAME

writeln fileで書き込む内容を書きます。

最後に、開いていたファイルは、close fileで閉じてあげます。

開くとか閉じるってのは、実際にメモ帳とかが立ち上がって開いたり、閉じたりするわけではなく、プログラム的に開いたり、閉じたりって意味です。

さて、このスクリプトを実行すると、

Hello
World


という文字が書き込まれています。

ちなみに、
改行は、\n
タブは、\t
で書くことができます。

これってどんな使い方できるんだっけ?と考えたら、ステータス(終了コード)や、途中の集計値などを一つのファイルにまとめて書くこととかでしょうか?

通常のファイルのエクスポートがあるので、わざわざ、スクリプトを使って書き込むってことは重要度が低い小ネタかもしれませんが。

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