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日本昔話の結びの言葉 [ファミリー]

今日は、幼稚園のイベントで日本昔話の親子観劇があった。
「笠地蔵」と「三枚のお札」でした。

三枚のお札は、少し怖い話で、実際に山姥とか出てきます。
そして、その恐怖からなのか、どの子どもも「笠地蔵」より「三枚のお札」を真剣に観ていました。

さて、物語の始まりといえば、「むかし、むかし、あるところに…」から始まるのが定番です。

始まりじゃなく、結びの言葉も定番の言葉で終わるってことを知りました。
観劇の中では、「いちゃ どんど さけた」で終わっていましたが、色々調べてみると、
「どんど はれた」とか「いちゃ どんど さけた」で終わるらしいです。

「どんど はれた」は、「どんど晴れ」というドラマがありましたが、「晴れ」ではなく、「祓う」が語源だとか。
「どんど」は「すべて」、「はれ」は「はらい=祓い」です。

日本では、八百万の神という言葉があるように、言葉の中にも神が宿っているとされ、その場に漂っている言霊を「すべて祓う」ための言葉だそうです。

「いちゃ (どんど) さけた」は、「市が (どんど) 栄えた」となります。

改めて勉強させられた親子観劇でした。

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