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シャッター商店街の活性化 [寺子屋]

先日、課外活動として、シャッター商店街の活性化プロジェクトを行った。

当初、仮説として、
・人口が高齢化して若い層が減って来ている。
・近くに大型モールやスーパーなどが出来てしまい、客が逃げている。
を想定した。

実際、色々と調べてみると、
・高齢化しているが若い層もそれなりに増えている。
 → 増えているが取り込めていない。
・大型モールやスーパーが出来る前から客は減り続けていた。
 → 大型モールでの人は集まっているのだが、そちらにしか集まっていない。
だった。

逆にシャッター商店街ではなく、繁盛しているところをみると、スーパーの激戦区にも関わらず、競合ではなく共存しているところもあった。

では、具体的に商店街を活性化するためには?を考えてみたが、
1. 呼び水戦略が出来ていない。
 繁盛している商店街では、高齢者用のマッサージ施設があり、そこに来た高齢者がついで買いして帰る。

2. 若い層の取り込み
 繁盛している商店街では、子連れママさんが安心して買い物できるように道路が補正されていたり、バリアフリーになっている。

一番の大きな理由として、お客さん側の高齢化ではなく、商店街側の高齢化にあるように思える。
高齢化することで、新しいことへの取り込みの情熱に二の足を踏んでしまったり、情熱はあるものの体力不足などで物理的に厳しかったりもする。

また、全部のお店が衰退していっているかといえば、そうでもなく、中にはネットの方に売り上げをシフトし、成功を収めている店舗もあった。
売りや集客に対する格差が広がってしまうと、何かをしようとする際に、ネットで成功している店舗とそうでない店舗でも、施策に対する情熱が異なってしまうのも悩みの種だ。

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