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『グローバルキャピタリズム』の本質 [寺子屋]

「グローバルキャピタリズム」について。
訳すと" 世界規模の/世界的な 資本主義 "となる。

グローバルキャピタリズムの本質は、「時間や距離を縮めること。」にあるとのことだった。
地理的な近さ/遠さとは別に、新幹線や飛行機が通ることで、地図が変わる。
そして、近いところの経済は活性化され経済が変わる。

それが世界規模で起こっている。

そして、格差(お金や情報)が拡大している。
(格差が良いか?悪いか?)

これらの問題を考える時に、経済のことに視点が置かれがちだが、その背景にある国の歴史、文化、宗教を加味して考えないと、問題の本質を見誤ってしまう。

今回、この問題を考える上で

ジャック・ウェルチ『ウィニング勝利の経営』

松原 久子『驕れる白人と闘うための日本近代史』

中谷巌『資本主義はなぜ自壊したのか』

という順番で本を読んだ。

ジャック・ウェルチ『ウィニング勝利の経営』を読んだ際、
「おぉ。これは参考になる。」
と思っていた。

しかし、次に、松原 久子『驕れる白人と闘うための日本近代史』を読んだら、
「ん?ちょっと待てよ?」
という気分になった。

本の影響は受けやすい。
だからこそ、いろいろな良質の本に出会い、多面的な視点で洞察する姿勢が大切である。


ウィニング 勝利の経営

ウィニング 勝利の経営

  • 作者: ジャック・ウェルチ
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2005/09/13
  • メディア: 単行本




驕れる白人と闘うための日本近代史 (文春文庫)

驕れる白人と闘うための日本近代史 (文春文庫)

  • 作者: 松原 久子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: 文庫




資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言 (集英社文庫)

資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言 (集英社文庫)

  • 作者: 中谷 巌
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/01/20
  • メディア: 文庫



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