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脳死:「人の死」根付かぬ日本 小児臓器提供進まず [時事 / ニュース]

脳死:「人の死」根付かぬ日本 小児臓器提供進まず
http://mainichi.jp/select/science/news/20110718k0000e040023000c.html

脳死の法律改正から、7月17日で1年が経った。
全体の脳死臓器提供は急増したが、小児からの提供は1例だけとのこと。
そりゃそうだろう…と思ってしまう。

「脳死」とは、近いうちに(あるいは人工呼吸器を外せば)確実に心停止するとのことだが、小児の場合は、何年も年十年も生存する場合がある。
また、脳死状態でも足などを触ればピクンと動く場合がある。
これは、あくまでも「反射」とのこと。

親としては、「脳死です。」といわれても、「はい、そうですか。」とは認められないものだ。

自分や子供が、そういう状態になったときに、冷静に判断できるか、といえばまずできない。
できないから、あらかじめ意思をドナーカードなどに書いておきましょうとか、話し合っておきましょうと言われているが、そんなことを話している人ってどれくらいいるんだろう。
だからこそ、そもそも「脳死」自体辞めたほうが良いのでは?と思ってしまう。

少なくとも、自分の子供が「脳死」と宣告された場合は、めちゃくちゃ働いてお金がなくなるまで延命するだろう。
親なんてそんなもんだ。
だから、「脳死15例中14家族が子どもの臓器提供を拒否」というのもうなずける。

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