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「直ちに影響なし」かもしれないけど、1年間では? [時事 / ニュース]

1時間あたりの放射線の値がよく報道されていますが、そんなもの全く参考になりません。
それに今のままの放射線の値が続くのであれば、問題ありませんが、事態が悪化し放射線の濃度が高くなったらどうなるのか?
そのあたりのリスクのことを丁寧に報道しているメディアはほとんどないのが残念です。。。

東京とか関東近辺に住んでいる人は、1ヶ月とか1年単位の値が欲しいので、自分で計算してみました。

エリア
セグメント
1時間あたり放射線量 1時間あたり放射線量
状況悪化×10倍
1ヶ月あたり放射線量
×720倍
1年間あたり放射線量
×8760倍
東京
成人男性
0.079μ 0.79μ 568.8μ 6920.4μ
6.9204m
東京
乳幼児
0.079μ×10倍
=0.79μ
7.9μ 5,688μ
=5.688m
69.204m
原発超近辺
成人男性
170μ 1700μ 1,224m 14,892m
=14.892
原発超近辺
乳幼児
170μ×10倍
=1700μ
17m 12,24m
=12.24
148.92

※ 補足
μ:マイクロ
m:ミリ

実際は、1日24時間外にいるわけではないので、どれくらい外にいるか?だと思います。
また、外で放射物質を体に浴びて、きちんと洗い流すことができるか?です。
朝浴びて、夜家に帰ってきてきちんと洗い落とすと考えると、24倍するのではなく12倍で良い事になります。

ということは、
東京 成人男性 1年間:3.4602m
東京 乳幼児 1年間:34.602m

原発超近辺 成人男性 1年間:7.446
原発超近辺 乳幼児 1年間:74.46
となります。

ここで、ようやくメディアで報道されている基準値と比較できるわけです。

法律で定められた一般公衆が1年間に放射線を受けても良い限界値: 1.0m
胸部CT検査: 6.9m
放射線に関係する作業者の限度:50m
直ちに健康に影響はないが、数年後から数十年後にがんの危険性が0.5%高まる:100m
リンパ球が減少し、白血病になる:500m
1割が吐き気やだるさが発生する:1000m = 1
半数が30日以内に死亡する:4000m = 4
となっています。

東京の人は、、、
大人だと、法律で定められた量を超える程度だけど、
乳幼児の場合は、胸部CT検査を5回分くらい。

大人は大丈夫そうですが、乳幼児で胸部CT検査を5回ってちょっと多いんじゃないか?って感じてしまいますね。

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