量子コンピューター [最適化(数理計画法)]
情報処理学会の講演で「量子コンピューター」についての講演会がありました。
以下、簡単なまとめ(備忘録)
量子コンピューターと呼ばれているものは、
・ゲート模式
・量子アニーリング
の二種類。
組み合わせ最適化を考えた場合、2nの組み合わせを計算すると膨大な計算量になる。
量子の揺らぎを利用することで、最適解を高速にみつけることができる。
ということで、量子コンピューターが着目されている。
量子アニーリングマシン(D-Wave本体)は数十億円、世界に数台しかない。
クラウド利用だと安価に利用できる。
ゲート方式は現状は小規模の問題しかとけないので、実用化には10年くらいかかる。
しかし、GoogleやAlibabaはそこに1兆円単位の投資(人+金)をかけてきている。
Googleは、ゲート模型と量子アニーリングの両方を持っており、Googleのサービス利用(有料)を視野に入れて開発をしている。
Amazonも同じ路線。
IBMでのカンファレンスでは、実事例はほとんど出てこなかったが、D-Waveのユーザカンファレンスでは、実用されている事例が出てき始めている。
いずれにしても、アメリカ、カナダ、中国、欧州は、量子コンピューティングに莫大な投資をしています。
すぐの実用化は難しいものの、10年くらいのスパンでみれば、何もやっていないリスクは大きい。
(日本は出遅れている・・・)
以下、簡単なまとめ(備忘録)
量子コンピューターと呼ばれているものは、
・ゲート模式
・量子アニーリング
の二種類。
組み合わせ最適化を考えた場合、2nの組み合わせを計算すると膨大な計算量になる。
量子の揺らぎを利用することで、最適解を高速にみつけることができる。
ということで、量子コンピューターが着目されている。
量子アニーリングマシン(D-Wave本体)は数十億円、世界に数台しかない。
クラウド利用だと安価に利用できる。
ゲート方式は現状は小規模の問題しかとけないので、実用化には10年くらいかかる。
しかし、GoogleやAlibabaはそこに1兆円単位の投資(人+金)をかけてきている。
Googleは、ゲート模型と量子アニーリングの両方を持っており、Googleのサービス利用(有料)を視野に入れて開発をしている。
Amazonも同じ路線。
IBMでのカンファレンスでは、実事例はほとんど出てこなかったが、D-Waveのユーザカンファレンスでは、実用されている事例が出てき始めている。
いずれにしても、アメリカ、カナダ、中国、欧州は、量子コンピューティングに莫大な投資をしています。
すぐの実用化は難しいものの、10年くらいのスパンでみれば、何もやっていないリスクは大きい。
(日本は出遅れている・・・)
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