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タテとヨコの人間関係 [マーケティング / 仕事]

垂直な人間関係、水平な人間関係
山折 哲雄 × 羽生 善治


羽生善治 闘う頭脳 (文春ムック)

羽生善治 闘う頭脳 (文春ムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/03/24
  • メディア: ムック



「タテの人間関係」を否定的に捉えた戦後


確かに、世の中の動きを見ていると、上下の関係は希薄になってきていますね。
一方で、ヨコの人間関係のつながりは増えているように感じます。

上下の関係もそうですが、歴史を否定的に捉えているようにも思えます。
まぁ、日本の歴史を否定して、歴史を教えてないという戦略は、GHQの指令によって消されてしまったんですが…

さて、対談の中で
「弟子が師匠に報いる」とは


師を超えることとありました。

将棋の定跡と囲碁の定石は、漢字が違います。

定跡の意味を考えていくと、
誰かがこう指せば有利になるという手があり、
別の棋士が対抗策を見つけ、
また、別の棋士がその対抗策を見つけ、
といったように、誰かが開拓した道の先に、定跡が続いていく。

そう考えると、"跡"という字が持つ意味が理解できます。

山折さんが、
「日本文化の特色でもある美意識が姿勢にもかかわり、姿勢の美しさが心の美しさにつながる。」
と言っていました。

分析や仕事に対する、前向きな姿勢を意識しながら、心も技も匠な分析者になれればと、感じました。

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