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中国銀聯の決裁額がVISAを抜いて世界一に [マネー]

中国銀聯は今年第1四半期の銀聯カードによる決済額が11兆8000億元(1兆900億ドル)となったと公表した。Visaカードの同期の決済額は1兆7500億ドルで、銀聯が初めてVisaを抜いて世界トップに立った。6月25日、北京青年報が伝えた。


VISAとかamexってクレジットカードのブランド知っている人は多いかと思いますが、銀聯カード(ぎんれん)を知っている人ってあんまりいないように思えます。

中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)は、中華人民共和国(中国)を中心に拡大しているオンライン決済システムを運営する企業です。

表面的には、中国の銀聯が世界一になった。
ただ、世界的に広まったというよりかは、中国の人を中心に爆発的に銀聯が広まっていったと考えられます。

でも、その裏にあるものを考えてみると、決済額が11兆8000億元(1兆900億ドル)。
日本円に直すと、今日のレート(123円)で、233.7兆円となります。

クレジットカード会社が得る手数料として、仮に1%と置いてみると、233.7兆円の1%、つまり、2兆円の手数料がクレジットカード会社に入っていくわけです。

仮に、この銀聯カードがなければ、VISAとかamexとかに流れていた手数料2兆円。
それが、この中国の会社に流れる。

2002年に中国銀聯が設立され、当時、そんなことを想定していたかは不明ですが、今となっては、中国の人口を考えると、なるほどな!って思えてきます。

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