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佐藤将棋の理想 [将棋]

佐藤康光(さとう やすみつ)永世棋聖の対談を読みました。

面白いな、と思った点をいくつかピックアップすると

「私が自分の将棋を変革したのは、羽生さんに勝てなかったからです。そんなときにゴルフでは最初はコースが比較的自由で、だんだん精度を上げていく。それが将棋と相通じるものがあると思いました。」


自分も分析をやっていますが、分析と将棋って相通じるものがあると感じています。
ということは、
 ゴルフ = 将棋
 将棋 = 分析
という関係から、ゴルフ = 分析 ということも言えそうですね。

羽生さんに勝てなかったから、自分の気風を変えてまで、羽生さんに勝ちたいという強い信念とそれをやりきる努力には、ただ感服します。

そして、さらに、佐藤九段は、3年後をめどに
「もう1回変えたいという願望があるんですよね。」
とも言っています。

きっと、羽生名人や森内名人が活躍している中、最近、佐藤九段がタイトル戦に挑戦できないのは、悔しい想いがあるのでしょう。
今は、次のジャンプに向けてしゃがんでいる時期。
3年後と言えば、佐藤九段にとって47歳。
普通の棋士なら下り坂かもしれませんが、佐藤九段ならまだまだ第一線で活躍していることだと思います。

その時、どんな将棋を魅せてくれるのか、今から楽しみです。

ちなみに、対談とは関係ありませんが、プロになる前に中学校を頻繁に休んでいたことから、「学校やすみつ君」と言われたことがあったとか。

今にしてみれば、笑い話として受け止められるかもしれないが、まさか言った本人も将来の名人や竜王のタイトルを取るとは思わなかったんでしょうね。

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