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上海Trip 1日目 ~その3 上海のビジネス事業~ [【旅行】中国(China)]

上海で、新卒の平均給料は2,000元~3,000元くらいだそうです。
1元15円と考えると、3万円~4万5千円程度。
約日本の1/4程度といったところでしょうか。

もちろん、中にはいきなり1万元支払うところもあるようですが、100人入社して、1年後に残るのは10人程度だとか。

みんな横並びというよりかは、超格差社会、超競争主義です。
なので、ハングリー精神が強く、人口が多いので、その分優秀な人がどんどん出てきます。
日本の電化製品は良いと言われていますが、中には日本の製品より使い勝手が良いものが出始めているのも事実です。

上海でのビジネスを考える際、絶対に忘れてはいけないのが、人口が多いということです。
なんとなく、日本での成功モデルみたいなものを持ってきてしまうと、いろんな層がいるので、成功する企業は少ない。
100社いたら、90社は赤字の企業という現実が待っています。

平均に意味はない。
日本の成功モデルを捨てられない会社や、なんとなく中国人はこうだからという視点しかない会社は、簡単に赤字の波に飲まれていってしまう。

また、ターゲットを絞れば良いのか?とえいば、話は単純ではないです。
それぞれの都市で成長段階があり、今は、こういう状況だから、ここの年収層をターゲットにする、など細かいサイジングと時流を読む鋭い感覚が求められます。

一方、Weibo(中国版Twitter)が流行っています。
なぜ、流行っているのか?

それは、中国では、情報を入手することが難しいからです。
政府が出している情報は、中国人自身も、やや引いた視線でみています。
信用していません。

そんな状況の中、個人の投稿ということに対して貪欲に情報を取りに行こうとする背景があり、Weiboが絶対的な人気がある理由は、情報への枯渇感にあると思います。

一方、日本では、情報が多すぎ、むしろ知ろうとしない。
枯渇感というよりかは、情報の取捨選択です。

さて、中国の情報統制は、いずれ必ず壊れる時代が来ると思います。
そこに向けていかにソフトランディングしていこうとしているのか、中国政府も少しずつ変わってきています。

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