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日本史から見た日本人 昭和編 その2 [寺子屋]

年始から読み始めた本があります。


日本史から見た日本人 昭和編―「立憲君主国」の崩壊と繁栄の謎 (祥伝社黄金文庫)

日本史から見た日本人 昭和編―「立憲君主国」の崩壊と繁栄の謎 (祥伝社黄金文庫)

  • 作者: 渡部 昇一
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 文庫



最近になって、このあたりの歴史の本を数多く読むようになりましたが、この本でも新たな発見が多くありました。

---------- 以下、備忘録として ----------
現在のような世界が昭和の初めの頃に存在してたならば、日本が満州事変を起こすこともなかったろうし、いわんや大東亜戦争を始めることも絶対になかったであろう。

1. アメリカ人の人種差別政策
2. ホーリイ・スムート法による大不況と、それに続く経済ブロック化の傾向
3. シナ大陸の抗日・侮日問題

第二次世界大戦(大東亜戦争)の開戦の真実
→ 石油禁止でやむなく海戦した日本軍。
例えるなら
アメリカが、首を絞め、チョーキングをし、日本が気絶しそうになった最後に、
日本がパンチングをした

どちらが悪いとも言えないのである。

アメリカは最後に、ハル・ノートを送ってきたが、東京裁判において、パル裁判官は、同じ通牒をモナコ王国やルクセンブルク大公国が受け取ったらアメリカに対し鉾を持って立ちあがったであろう、と言っている。
いかに日本から引き金を引かせるか、周到にアメリカは準備していたのである。

そして、真珠湾であるが、真珠湾(パールハーバー)の問題がある。
無通告攻撃と呼ばれているが、これは日本が意図したものではなかった。
日本も国際的な慣習(?)に乗っ取って、アメリカに通告をしていたのである。

しかし、通告をした日、ワシントンの日本大使は、送別会をやっていた。。。
そして、誰一人として、大使館には人がいなかった。
翌日、出勤して、その通告を受け取ったのだが、真珠湾が攻撃された85分後だった。

また、この頃アメリカは日本の暗号を100%解読しており、実は真珠湾を攻撃することは分かっていた。
むしろ、アメリカ大統領の方にも非難されるべき部分が多いのではないだろうか。

アメリカ、イギリス、オーストラリア、オランダと戦ったが、アメリカ以外は敵ではなかった。
次々と日本の零戦に敗北して行った。
ソ連でさえ、原爆が落とされるまでは満州には攻め入ることができなかった。

しかし、ミッドウェイ海戦で勝敗が決した。
それ以降は日本軍には勝ち目がなかった。
勝てるとしたら、ミッドウェイ海戦であった。

大東亜戦争は勝てた戦争だった?
http://skellington.blog.so-net.ne.jp/2012-12-15


無差別爆撃の残虐性
ドイツのヒトラーは、ユダヤ人を虐殺したが、一般人を犠牲にする空襲は禁止をしていた。
しかし、イギリスによって、空襲用の爆弾が発明された。
そして、イギリスやアメリカは、日本だけでなく、ドイツ、イタリアに対して、無差別爆撃を繰り返したのである。
ユダヤ人大虐殺の思想がドイツのヒトラーだとすれば、一般人の大虐殺の思想の発明は、イギリスとアメリカにあるのだ。
もちろん、日本には、一般人を犠牲にするという発想はなかった。

沖縄は、犠牲になったのか?
「沖縄」は、県であり、そこを救う必要があった。
カミカゼ、や回天(魚雷)の特攻隊は、必死の攻撃を繰り返したが、沖縄のために出陣し、沖縄のために犠牲になった。

これらの事実は、沖縄の人にも無視はして欲しくない事実である。
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あかしや

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
by あかしや (2013-01-03 10:41) 

Minky

> あかしや さん

nice & コメントありがとうございます。

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。m(_ _)m

by Minky (2013-01-03 10:49) 

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