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意思決定の行動心理学 ~希少性の原理~ [マーケティング / 仕事]

希少性の原理
手に入りにくいものほど貴重なものだと考える傾向のこと。


【場所の限定の事例】
インターネットだと無料で見れる講座/講義が、その会場に入って講義を聴くとプレミアがついて有料になったりします。
視聴者は、その場所にいることでしか分からない雰囲気などに期待してお金を払います。

【機会の限定】
テレビショッピングで、「今だけ ○○円!」などが良い例ですね。

ちなみに、ユニクロなど低価格のものを売りにしている場合は、「○○円」と具体的な金額を示した方が良く、ブランド品など高価格ものを売りにしている場合は、「○○%引き」と割引率で示した方が良いようです。


他の事例で思いつくのが、昔流行ったたまごっち。
単に面白いだけでなく、なかなか手に入らないという希少性の原理が働き、ブームになりました。


今日のニュースでこんなのがありました。
グリーの経常益最高 12年6月、2倍強に修正。
売上高は1300億~1400億円、営業利益は600億~700億円だそうです。

グリーでの主な収益源は、有料アプリ。
希少性の原理で、ついつい購入してしまうんでしょうね。。。
ゲーム時代は、単純で面白い!ってわけではないと思うのですが…


この希少性の原理で一番有名なのは、限定勧誘法しょうか。
いわゆるナンパ術です。

「1時間で良いから飲みに行きませんか」とか「30分で良いからお茶しませんか」と、時間の限定(ライン)を設けることで、女性の警戒心が緩み成功率が上がるとか!


◆ 関連記事
意思決定の行動心理学 ~得と損は非対称~
http://skellington.blog.so-net.ne.jp/2011-10-28

意思決定の行動心理学 ~アンカリング効果~
http://skellington.blog.so-net.ne.jp/2011-10-31

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原みつる

ネットで有料の所なんて観たことない^^; 無料の所しかいかないからw
by 原みつる (2011-11-01 18:58) 

Minky

nice & コメントありがとうございます。
> 原みつる さん
有料は、どう付加価値をつけて見せるかです。
ある人にとってみれば、お金を払ってもみたい!って思えるのでしょう。
by Minky (2011-11-05 23:21) 

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