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第52期王位戦七番勝負第4局 [将棋]

『第52期王位戦七番勝負第4局』が福岡県北九州市で行われた。

今回、後手となって羽生二冠王が選んだ戦型は、横歩取り。
後手が良いといわれたいた定跡がありましたが、そこに先手となった広瀬王位が挑んでいきました。

何か新手でもあるのかと期待しましたが、特に新手はなく、結果、そのまま先手の負け。
ただ、羽生さんの方としても、
「実戦で何度か指したし、研究したこともある形だそうですが、それでも、まだわからないところもあるので、もう一回指してみたい。」

また、広瀬王位の方も、
「前例があるのは知っていたが、なんとか先手も指せるんじゃないか。」

ということでした。

定跡では、後手が有利とされています。
結果だけみると、そのまま後手が勝ちましたが、終盤は、一手間違えると、後手玉も頓死をする場面がありました。

広瀬王位の仕掛けた罠を羽生さんがかいくぐり、勝利しました。

これで対戦成績は、2勝2敗となりました。
王位戦は、夏休み(?)をはさんで、8月23日から再び始まります。
第5局は徳島県徳島市の渭水苑です。

王位戦の後半戦も楽しみです。

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