カジノなどの投資法 その2 -確率と回数について-

よく1が出ると、そろそろ0が出るんじゃないか？と思ってしまうことがあります。
これは、数学や数字の誤解があるだと思います。

前提として、
コインを投げると表の出る確率の期待値は、0.5。
10回程度だと、0.5じゃないけど、無限に投げ続けると0.5に近づく。

→ この0.5に近づくというのが落とし穴です。

0.5に近づくのは、正しいです。
この0.5という確率と、表の出た回数を混同してしまう場合が多いです。

試行回数を 100回 → 1000回 → … → 100万回 まで増やした時に
かい離がどう変化していくかをみると、



表の出る確率はどんどん 0.5 に近づいていきます。
逆に、期待数は、どんどん発散して行くのがわかります。

神様がいて、ちょっと1が出すぎだから、そろそろ0を出してやろうとしているわけではありません。

～関連blog～
1. マーチンゲール法について
http://skellington.blog.so-net.ne.jp/2011-02-28

まただまされたな、ワトスン君!

• 作者: コリン ブルース
• 出版社/メーカー: 角川書店
• 発売日: 2002/06
• メディア: 単行本

コメント 1

パチスロにも機械割ってのがありますがその数字に近づくことはあっても全く同じになる事はほとんどないですね。
by marl (2011-03-01 22:53)