SSブログ

入門 共分散構造分析の実際: 1章 ウォーミングアップ その2 [入門 共分散構造分析の実際]

入門 共分散構造分析の実際: 1章 ウォーミングアップ その2

入門 共分散構造分析の実際

入門 共分散構造分析の実際

  • 作者: 朝野 煕彦, 小島 隆矢, 鈴木 督久
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/12/20
  • メディア: 単行本

【メモ4: 因子の回転はしないでいいのだろうか】
1つの変数郡の背後に「1つの因子」が潜んでいるという仮説を立てたことを考えると、その仮説の下ではそれぞれ1つしか因子が存在しないのだから、回転の余地などない。
検証的因子分析では、通常は回転しない。
座標軸をぐるぐる回すのが好きな人にはムッっとくる結論である。(笑)

確かに、なんでもかんでも回転、回転、回転…としたがる人はいますね…。
朝野先生は、別の書籍『入門 多変量解析の実際』で、主成分分析は回転しない。
と言っています。
そもそも回転して、うんうんというのは、心理学屋さんなんでしょうね。(・∀・)!

【メモ5: 因子数の打ち切りはどう決めるのだろうか】
分析者が自分の考えた因子数を宣言すればそれでおしまいである。

【メモ6: 因子の間の相関はどうなるのだろうか】
因子間の相関自体も自由に仮説に組み込むことができる。
直交解を求める因子分析の方が検証的な因子分析よりもむしろ強い仮説をおいている。

この1章では、因子分析のことも出てきますが、可能ならば、朝野先生の『入門 多変量解析の実際』も併読することをお勧めします。

入門 多変量解析の実際 第2版

入門 多変量解析の実際 第2版

  • 作者: 朝野 煕彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0