ベイジアンネットの魅力 [ベイジアンネット]
ベイジアンネットとは、いくつかの説明変数どうしの関係を確率で考え、依存関係(?)に近いものを視覚的に考えることができます。
ベイジアンネットのソフトウェアはいくつかあります。
フリーのものから、商用ソフトウェアまで。
ISFIでは、数理システムのBayoNetを使ってます。
http://www.msi.co.jp/BAYONET/index.html
ベイジアンネットで一番の魅力は、シミュレーション機能です。
統計解析やデータマイニング手法を用いてモデルを作成したモデルを実際のマーケティングで活用するためには、数理モデルを使ってモデルを最適化したり、シミュレーションする必要が出てきます。
ベイジアンネットは、モデリング機能とシミュレーション機能がついてますので、モデリングからシミュレーションまでシームレスに分析できます。
☆ベイジアンネットのデモ事例☆
太蔵くんは、東京ディズーランドの雑誌を買うために本屋へ行きました。
お店に、「雑誌A」と「雑誌B」が置いてありました。
太蔵くんは、どちらを買おうか悩んでいます。
ベイジアンネットを使って、「雑誌A」と「雑誌B」の
選択確率を算出します。
ここで、説明変数として
・情報量
・鮮度
・価格
などが考えられます。
さらには、店舗の場所、規模など、いくつかの条件を元に、「雑誌A」と「雑誌B」の購入確率をシミュレーションすることができるわけです。
これ以外にも、アクセスログ解析やテキストマイニングとベイジアンネットを融合させることで、面白い分析ができるかと思います。